SF6は主に電力会社、鉄道事業者、工場等の変電所等に設置・使用されている
ガス変圧器、ガス遮断機、キュービクル形ガス絶縁開閉装置に内蔵しています。

機器の使用者は万が一これらがすべて大気中に放出された場合に、環境に与える負荷を認識し、適正に管理・使用しするために、以下の対策が推奨されています。

  1. 機器保有状況の把握
    1)機器の設置場所、設置時期、機器名称、製造 番号、内蔵物質名、内蔵量、製造メーカー、補充・撤去等の履歴を管理する台帳を整備する。
    2)機器の適切な管理・点検を容易にするためにラベル等の表示を行う。

    これらの措置によって、内蔵物質に対応した機器の管理や適切な廃棄処理を計画的かつ確実に行うことができるようになります。

  2. 使用機器の保守点検
    SF6ガスが使用機器から漏えいすると聞き本来の機能を保持できるばかりでなく、地球温暖化に悪影響をもたらします。
    これらの機器を使用するにあたっては、
    1)日常点検・定期点検を行う
    圧力、温度、液量などを測定し、内蔵物質が漏えいしていないことを確認する。
    2)漏えい防止対策を行う
    機器の密閉性を確保し、万が一漏えいしても最小限にとどまるようにする。
    3)管理台帳に記録する
    保守点検の内容を管理台帳に記録し管理する。

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